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熊野(ゆや)の長藤
静岡県磐田市(旧磐田郡豊田町)池田の行興寺境内
熊野は、「くまの」ではなく「ゆや」と読み、謡曲「熊野」に出てくる平安時代の女性で、
池田の庄屋の娘といわれ、「熊野御前」(ゆやごぜん)とも呼ばれます。
行興寺境内には、彼女が植えたといわれる藤の花が、
国の天然記念物に指定され、毎年4月下旬ごろ見事な花房で人々を魅了します。
熊野とその母の墓は行興寺にあり、
彼女の命日である5月3日頃には「熊野の長藤まつり」が開催されています。
花房は、長いものでは1mを超えます。
いかにせむ 都の春も惜しけれど
馴れし東の花や散るらん
「いかにせむ・・・」 は、京都の清水寺で、熊野が詠んだ歌です。
境内に咲いていた
ピンクと白の藤の花です。
隣接した熊野記念公園には、能舞台も作られました。(右の写真)
熊野の長藤
所 在 地
静岡県磐田市池田330 行興寺
アクセス
磐田市観光ガイドより
駐車場
天竜川河川敷駐車場
Blog情報
2006年5月1日(月)
熊野御前
昔話「熊野御前」
謡曲
「熊野」
花
*
畑
歳時記