26.  宮之一色の一里塚(みやのいっしき  いちりづか)



2005年4月1日に、磐田市(旧豊田町)の宮之一色の一里塚を見てきました。
ここは江戸から数えて63番目の一里塚が置かれた場所です。

慶長9年(1604年)、将軍徳川家康は江戸に至るおもな街道に「一里塚」を作るよう命じた。
一里塚は江戸の日本橋を起点とし、各街道の両側1里(約4km)ごとに目印となる木を植え、
行程の目安、木陰による休息の場となるようはかったもので、
一里塚の大きさは五間(約9m)四方、高さ一丈(約1.7m)に土を盛り上げたもので、
その上に榎などの丈夫な木を植えた。
家康が「塚にはええ木を植えよ」といったのを、エノキ(榎)と聞いてしまったともいわれる。

本来の一里塚は街道の両側にありましたが、ここでも多くと同じように片側だけです。
南側には、一里塚跡の立て看板がありました。



  

旧国道北側の一里塚 と 南側の一里塚跡の立て看板


  


東海道の松並木、この近くには数本の松が残っています。




戻る
* 歳時記